ねんどろいち兄と、五虎退からの手紙

ねんどろ刀剣男士劇場
05 /22 2016
~某日、本丸にて~

それは五虎退が修行に出て一日が経った日のこと。

一期『主殿!!』
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普段は冷静な一期が何やら慌てた様子で息を切らせて審神者の元へと走ってきた。

一期『あ、主、ど…はあはあ…ご、たいから…はあはあ…てが…はあはあ』
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よほど急いで来たのだろう、息は上がり言葉も途切れ途切れだ。
一体何事かと思いつつまずは落ち着くようにと審神者は一期に言った。

一期『も、申し訳ございません、主殿…弟のことが心配でいてもたってもいられず…、すぅ…はぁ…』

一期はひとつ大きく深呼吸をすると、少し緊張した様子で話し出した。
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一期『失礼いたしました。早速ですが主殿、修行中の五虎退から手紙が届いたと知らせを聞きまして…』

それを聞いた審神者は彼の気持ちを察し、届いた手紙(PC画面)を一期に見せた。

一期『ありがとうございます。どれどれ…』
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一期『…そうか。向こうであのお方と…』

手紙の文面を追う一期の表情には、先ほどまでのこわばった様子はなく、どこか安堵のようなものが窺いしれた。

一期『それにしても、あの子はまた泣いているのか?』
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一期『まったく…男の子なのだから泣いてばかりいてはだめだろう』

苦笑しながら一期は手紙の映ったPC画面にそっと触れた。
まるで画面の向こうにいる弟を慰めるかのように。

やはり一期も弟のことが気にかかっているのだろう、手紙を読み終えた一期に、返事を書いてはどうかと審神者は提案してみたが――

一期『いえ、それには及びません』
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一期『五虎退は私の弟。私は弟を信じております故』
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一期『主殿もどうかご心配なさらず。あの子なら必ず立派に修行を成し遂げてきます。共に本丸にて五虎退の帰りを待ちましょう』

そう言って、一期は…兄は、胸を張って審神者に笑いかけるのだった――。



***

一期『頑張るんだぞ五虎退…』
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一期『私も皆も、そして主殿も、お前の帰りを…お前が大きく成長した姿を見るのを、楽しみに待っているからな』
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りく

フィギュア/ドール/ガンプラをウェットに愛でる審神者。
レビュー中心ですが、オビツカスタムとかねんどろともよく遊んでま~っすヽ(*゚∀゚*)ノ
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