ねんどろ光忠は心配性?~遠征前の光忠~

ねんどろ刀剣男士劇場
04 /01 2016
~某日、本丸にて~

その日、光忠は審神者の命を受け、遠征に赴こうとしていた。
ちなみに部隊長は光忠である。

光忠『それじゃあ、行って来るよ』
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光忠『僕がいないからって、適当な服を着てたら駄目だよ?』

光忠の言葉に、審神者は「はい!格好には常に気をつけておきます」と答えた。

光忠『うんうん。良い返事だね。それじゃあノシ』

審神者に手を振り、表門へと向かう光忠だったのだが――
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光忠『!!そうだ、それから…』

光忠は思い出したように再び審神者の元へ駆け戻る。

光忠『一応みんなにも頼んでおいたんだけど、畑の水やりを忘れずにね』
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光忠『もうすぐ美味しいのが採れそうなんだ。収穫したら、君の為に料理してあげるからね』

張り切る光忠に、審神者は「ありがとう。楽しみにしてるね」と嬉しそうに頷いた。

光忠『ああ、任せてくれ。君の為にとびっきり美味しいものを作るよ。…っと、その前にやることを済ませないとね。それじゃあいってきます!』

審神者から「いってらっしゃい」と見送られ、再度出かけようとして、光忠はまた立ち止まる。
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光忠『・・・・・』
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光忠は何か言いたげに、何度も審神者の方へチラチラと視線をやる。

審神者が「どうかしたの?」と声をかけると、、
光忠はもう一度審神者の元へと駆け寄り、その手をぎゅっと握りしめてきた。

光忠『僕がいないからって…ほかの刀剣と仲良くしたら駄目だからね?』
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光忠『いいかい?約束だよ?』

そう言って再度ぎゅっと審神者の手を握りなおすと、光忠はそっと身体を離した。

光忠『ごめん。嫉妬なんて格好つかないね』
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光忠『でも僕は君のことが心配で…』

そして光忠は苦笑いを浮かべる。

光忠『ほら、この本丸のみんなは主想いだから』
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光忠『特に三日月サン!のほほん顔に油断したら駄目だよ?加州クンも可愛いがるのはほどほどに。小狐丸サンも甘やかしすぎるのは良くないと思うんだ。それから…』

その時だった。

鶴丸『光忠ー!まだかー!』

不意に、表門の方から、先に出ていた副部隊長の鶴丸の声がした。

光忠『ああ!今行くよ!』
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光忠は大声で返事をすると、やりきれなさそうに唇を噛み締めた。
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光忠『困ったな…、まだ言いたいことはたくさんあるんだけど…』

『仕方ない、でもこれだけは』と呟いて、光忠は審神者を手招きする。

光忠『主』
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光忠『主、ちょっとこっちへ来てくれないかな』

招かれるままに審神者は光忠に近付く。

光忠『うん、もうちょっと近くに』
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光忠『いいね、でももうちょっとこっちへ…』

言われるがままに、審神者がさらに光忠との距離を縮めていくと――

光忠『オーケー。それじゃあ――』
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(ちゅ♡)

それは一瞬だった。
何やら柔らかいものが審神者の額に押し当てられチュッと音を立てて離れた。

光忠『…今のは、ほかのみんなには内緒だよ?』
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唇の前に人差し指を立てると、光忠は照れくさそうに、しかし満足げに微笑んだ。

光忠『よし、これで準備オーケーだ。今度こそ行って来るよ!』
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光忠『格好よく決めてくるからね!期待していて!』


そうして光忠は、ようやく遠征へと旅立ったのであった――。





――出発した光忠は、一度振り返り本丸を見つめた。


光忠『主…』
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光忠『出来る事なら、君の傍から離れたくはないんだけど…、せっかくのご指名だ、期待に応えないとね!』

後ろ髪を引かれつつ、光忠は遠征先へと歩を進める。

光忠『さあ!主の為にも、張り切って行こう!』
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――長船派の祖、光忠が一振・・・

          遠征に参る!――


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りく

フィギュア/ドール/ガンプラをウェットに愛でる審神者。
レビュー中心ですが、オビツカスタムとかねんどろともよく遊んでま~っすヽ(*゚∀゚*)ノ
@rikufotoblg